décadence

日記のような、短編のような、詩のような、俺

どうすりゃいいの

         今にも消えてしまいそうな街灯の明かりは

         寂しげに降る白い雪を優しく抱きしめる

         どこからか聞こえる町の音は

         僕の憂鬱さを残酷なまでに駆り立てる

         「あの子、あいつのことが好きなんだって......」

         汚い人間、綺麗なお顔、加速する自己嫌悪

         ポッケットに突っ込んだ手の中には壊れかけのipod

         すがりつくようにしてあの曲をリピート

         みんな独り、そんなの知ってる

         吐く息はどこまでも白く、悲しくて

         冷たい風はいつまでも心地よく、暖かい

         どうにもならない現実を抱え

         荒んだ心に畳み掛けるディストーション

         何にもない、分からない、精一杯

 

         それでも僕は生きてゆく