décadence

日記のような、短編のような、詩のような、俺

俺の青春はウンコ色

今日はサークルのギターパートの人たちと一緒に池袋のギター屋さんに行った。試奏をさせてもらったり、店員のウンチクを聞いたり、店の中で一番高いギターを探して遊んだり、音の違いを感じたような気になったり、大きなあくびをしたり、すかしっぺをしたり、、、ションベンを我慢したり、、、その後にサンシャインシティというショッピングモールみたいな場所に行って、ステーキとバナナミルクを先輩にご馳走になった。とっても美味しかったでござる、人の金で食う飯は本当にうまいよね。屋上の展望台にも行った。60階から見える東京の夜景は1000円のステーキに完敗していた。富士山もスカイツリーも東京タワーも、煌煌と光るビルたちも、なんだか心に響かなかった。そういえば、高校の修学旅行でも都庁から東京を見下ろしたけど、エレベーターがバカみたいに渋滞してただけで、全然面白くなかった。実は、このサンシャインシティというビルに俺とカニちゃんは修学旅行の時に訪れている。バスがそのビルの近くに止まって、降りた瞬間から自由散策の始まりだった。俺とカニちゃんは、イケベという楽器屋に行くとあらかじめ決めていた。というか、それしか目的がなかった。

 

修学旅行の予定の中で一番楽しみにしていたイベントがこの楽器屋に行くことだった。この時の期待は珍しく俺を裏切らなかった。バスから降りた俺とカニちゃんは、それまで、バスガイドの話に耳を貸さず、音楽を聴きながら、ぼーっとしていたくせに、全速力で日が落ちかけた池袋の道を走り出した。テンションの高い女子たちを置き去りにし、ドン引きさせたのだろうが、真実は定かではない、なぜなら、俺は後ろを振り返らなかったから。イケベで見たものは全て輝いていた。ひどく緊張しながら欲しかったエフェクターを買い、ゆっくりとカバンに入れて、店を後にした。あの時の俺に今の俺がもし会うことができるなら、何時間でも喋っていられるような気がする。いろいろなことが変わったし、変わってないこともある。でもあの時の爆発力というか、憂鬱と怒りと緊張と不安と楽しさで毎日が切羽詰まっていた空気感は今思うと本当にすごかったと思う。帰りのバスの中で、ジミヘンのヘイジョーを聴きながら、バックの中のエフェクターを何度も確認した。

 

金閣寺なんて全く綺麗だと思わなかった。それよりも、京都のバスガイドのおねぇさんの方が17歳の俺にとってはよっぽど魅力的だった。USJで独り迷子になって絶望しながら、ホグワーツ魔法魔術学校を冷めた目で眺めたり、ジェットコースターに乗りながら、俺は今から死ぬぞ、俺は今から死ぬぞってブツブツ言ったり、本当にイケベ以外は面白くねぇ修学旅行だった。二度と行くかボケェカス、俺の青春はウンコ色。行きたくても行けないんだけどね、ちなみに今日でオナ禁二週間目ぐらい(需要ゼロ情報)。

 

ギターの二個上の女先輩で出身が同じ人がいる、前も言ったか。その人と今日は結構喋ったんだけど、うん、やっぱり地元が同じ人はいいなぁと思った。話のリズムとか、思いやりの程度とかが、しっくりくる。沖縄じんも面白いけど、やっぱりねぇ、、、ぬ。後輩が大好きで、よく笑う人だ、それと、、芯がある。頭も良くて、なんも見てないようで、実はいろんなことを見ていていろんなことを考えている、そんな気がした。笑った時に見える八重歯がとてもチャーミングでハンバーグーだ。異性のタイプというのはこの半年ぐらいで本当に変わってきた。前まではぶっちゃけかなりの面食いだった。でも、今はちゃんとおっぱいとお尻も見るようになったというのは冗談として、性格から滲み出る徐々にわかってくる魅力というものに気付き始めた(本当だよ)。美人となんてうまく喋れるわけがない。喋れないと楽しくないし、kokoroの目線が近くないとどちらかが我慢しなきゃいけないから、疲れてしまう。話をしてて疲れない人は男女問わず好きだ。自分のことを完全に可愛いと思ってる女子よりも、私可愛いの?可愛くないの?え!もしかして私ちょっとだけ可愛いかも〜いや、やっぱり私はそんなに可愛くないや、でもいいや私には別の魅力があるからねと思いながら莞爾と笑っている女子の方が何億倍も好きだ。そんなやついんのかよ、、、、、、、、

 

思い出と現在を行ったり来たりしていたら、いつの間にかイチョウが色づく季節になっていた。枯葉を踏んだら気持ちの良い音がして、冷たく澄んだ空気を吸えば、体までもが秋色に染まった。もう少しで街はイルミネーション、君はいつもイリュージョン。

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