デカダンス

日記のような、短編のような、詩のような、俺

あの子なんかよりも雪が好き

非常に眠たいので今日は手短に

 

今日のバイトはすごく疲れた。俺は肉体労働の派遣バイトをしているので、バイト先で会う人間はハゲ散らかしたきったないおっさんか、小太りなお化けババァか、髪がボサボサのギャルか、童貞メガネか、服のセンスがない(俺に言われたら終わり、でもこないだサークルのお洒落な同期の女子大生にその上着めっちゃいいって言われたぞ!、テンパって「ずっと着てる」とだけしか言えなかったけど 、もう死ねよコミュ障)マスクをしたメンヘラ女かで、いつもバイト先には汚いジャンパーを羽織ってすれまくったランニングシューズを履いていく。大抵、帰りに松屋で牛丼の大盛りを食って、家に帰って音楽を聴きながら酒を飲む。今も康成が置いていった酒を飲みながらブログを書いている。ベルトコンベアーに乗ってやってきた段ボールを仕分けるだけの人間性のかけらもない仕事である。「派遣バイトをしている人間はヤバイ奴が多い」とサークルの先輩は俺の目の前で言っていたが、その通りだろう。ヤバイ奴に会いたいなら派遣バイトをしてみるといいだろう。底を覗ける。テレビが嘘まみれのクソまみれで、小綺麗な長ったるいコートを着て机に飲み物を置いて、頬杖をつきながら授業を聞いているのではなく授業を聞いている自分に酔っている大学生がいかにクソなのかがよく分かる。高校の時はそんなことやっていなかったくせに、なぜ大学生になった途端にそういうことをやり始めるのか。百歩譲って水筒は許せても、コーヒーはやめてくれ、後頭部に思いっきり消しゴムを投げたくなる。でも、俺はめちゃくちゃノウコンなので、投げたところで絶対に当たらないだろうが。

 

クリスマスと年末が近いからか、荷物の量が尋常じゃなく、今日は本当に忙しくて、途中で意識が飛びそうになった。七時間働いて、1万ちょっと。女の子がその気になれば、一時間で同じ額かそれ以上を稼げるのかぁとバイト帰りに思ってしまい、なんだかとても虚しくなった。まぁでも女の子にはそう簡単に股を開かないでいただきたいものだ、と腐れ童貞が言ったところで、説得力はゼロですね。

 

帰りは満員電車で、身動きが一つも取れず、前に立ったオヤジのジャンパーがドブのような匂いで発狂しそうになった。赤ちゃんが大声で泣いていて、お母さんが「もう少し、もう少しだから」となだめていた。横に立っていた女もマフラーで鼻を覆っていた。こないだ大学構内で自転車を盗まれたので、張り裂けそうな足を引きずりながら駅からは歩いて家に帰った。この時期になっても全く雪が降っていないことがなんだかとても不思議で、気を抜いたら勢いよく滑り転げてしまう凍ったコンクリートが懐かしく恋しかった。雪が降っていなくても、冬の外で聴くSnowはやっぱり沁みる。目が悪くても冬の澄んだ星空の美しさは分かる。心で見える。雪だって頭の中では降っている。

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