デカダンス

日記のような、短編のような、詩のような、俺

カーテン日和

目が覚めた、やけに静かだった、日曜日だった。

 

今日の予定は、、と暫時考えて、何もないことを頭の中で確かめると、開きかけた目を閉じ、枕のひんやりとした布に頬をすり当てて、こっぽりと布団にくるまった。

 

三十分ほど、うたた寝を繰り返しながら、突貫工事で予定(ツタヤに行く)を立て、質の悪いガソリンを補給したところで、ようやくエンジンをかけた。エンストすれすれで立ち上がり、カーテンを開くと、呑気な光が差し込んできた。青く、暖かい空だった。

 

顎にできた、新入りのニキビを睨みつつ、顔を洗った。

 

8枚切れで68円の食パンを2枚、白い皿に乗っけて、ケチャップソースをかけ、その上にウィンナーを1個ずつ乗せる。600Wで1分20秒温めたのち、申し訳程度にトマトとバナナを添えた。

 

テキトーに歯を磨いたのち、なんとなく弾きたくなった、californicationのギターソロを寝ぼけた指でピロピロと弾いた。洗濯物を畳まなければ、まぁいいか。

 

 

 

 

バイト先に、制服にマフラーという、典型的なJKがいたので(思わず二度見してしまった)、今年の目標はひとつ達成した。バイト先では、といってもまだ2回しか行ってないが、コックのコスプレをし、手を入念に洗いまくり、油臭いキッチンに入り、ハンバーグでも作るのかなぁと思えば、笑止、最低賃金アイパッドの電子マニュアルをひたすら読まされている。時代だなぁと呑気なことを思いつつ、覚えることが予想をはるかにオーバーで、うむ、大変だなぁとひとごとのようにぼやいた。若干の自覚症状は多分にあるのだが、俺は人の話をスピードーラーニングの如くテキトーに聞き流す癖がある、けれども(と言うのも変だが)挨拶だけはバカみたいに元気よくする(言われたことはない)、真面目だけが取り柄の、積極性のない、いたって凡庸な人材だ(言い切ってみた)。サラリーマンだったら、課長止まりとかなのか、よくわからんが。

 

はな、それぐらいしか書くことがない、ここで直近の一週間をちと思い返してみる。

 

そういえば、サークルの人たちとスキーに行った、楽しかった(溢れ出す粉みかん)。

 

何が「そういえば」だ、「思い返してみる」だ、めちゃくちゃ作為的じゃねぇか、草生えるわ。理系の教授は『作為的』という言葉をやたらめったら使いたがる、来週のデカダンスクイズに出るかもしれないので覚えておきましょうね。

 

太陽照り返る白いゲレンデで、(デデデ大王懐かしいな)、転んで立ち上がれなくなっていた、赤ちゃんのような、スキー初心者の先輩女子の手を掴んで、JRcmの如く、優しく立ち上がらせてあげて、「ごめん、、、そういえば俺昨日ヌイたわ」と心でつぶやきシロー、莞爾の緩頰と「ありがとう」の言葉に深いボディブロー。青春は幻想だ(元ネタは?)。

 

でも、なぜか、1人で800円のカレーを食べた。

 

二人乗りのリフトに二つ上の女先輩と、、、まぁそんなことはどうでもいいとして、チーズとお寿司が食べたいね、あと煮物が恋しい。ついでと言ってはなんだが、嫁が欲しい。へい大将、おいとま。