デカダンス

日記のような、短編のような、詩のような、俺

くたばれ

昨日まで四日間、故郷の北海道に帰っていた。

 

雪に照り返る太陽ってあんなに眩しかったんだな、毎日自転車乗ってるから、そんなこともうすっかり忘れてたよ。濃いめの札幌味噌ラーメンは相変わらずにうまかった。それに比べて、こっちのラーメンはもう豚餌だね。その上、水はクセェしキタねぇし、空気はまずいし、街灯はLEDばっかだし、おまけにJKのスカートはみじけぇし、ほんときったねぇ街だな。ほーらよ、ここら辺でちょっくらションベンしてやらあ(ジョボジョボジョボ)、身震いしたのちに、コンクリートに唾を吐く。

 

春になるとソワソワするよねとか言うと、通報されそうなので言わないでおく。春になるとモゾモゾするよね。これだから、蟹慎太郎はエッチな先輩とべろキスするし、渡部は佐々木希に中出しし過ぎてマヨネーズ。

 

男はみんな春になると疼くんだなぁ、シコって発電とかできないのか。

 

ファミレスのバイトはなんとか続いている。カッパみたいに禿げたきったねぇおっさんばかりだった派遣バイトとは違い、髪を結んだ普通の女の子がたくさんいる。あのレッチリのバンT着てたシラミのおっさん元気かなぁ、などという派遣バイトに対する懐かしさなどは一切なく、募るのは激しい怒りだけで「首吊って死ねや」って感じ。

 

最近一番腹が立ったことは、俺のブログに『いいね』を押したどこぞやのクソ猫ババァのブログがバカみたいに(ほんとバカみたいに)カラフルで、デカデカとブログの見出しに”みんな大丈夫”と書かれていたこと。そういうことを平気で言っちゃう、クラスの勘違いブスタイプの女はマジで鼻につく。テメェどうせあれだろ、高校生の時、デケェ声で友達の誕生日祝ってたんだろ、あんなもん祝ってる自分に酔ってるだけなんだよ、サプライズとか言って急に頓狂なきっしょく悪い声出しやがって、「へっぴーばぁすデイ」じゃねぇんだよ、口がクセェんだよ、ちゃんとファブリーズしろや。二度と俺のブログ見んじゃねぇぞ、くたばれアバズレ!

 

はぁ、ちょっとスッキリしたぜ。蟹慎太郎は俺に「もっと乾いてくれよ」と言っていたが、そんなことは無理な話なのである、俺はいつも濡れっぱなしなのである。

 

俺はこのブログで、金を稼ごうとか、人脈を広げようとか、人のためになる情報を提供しようとか、拙い文章で自分の生活を取り繕おうとか、人を元気にしようなどとは微塵も思っていないのである、ただの暇潰しのオナニーなのである、もうそれで結構コケコッコーなのだ。ましてや、体裁だけの、品の良い自己陶酔文章など俺には書けないのである、いや、実を言うとたまに書いた。でも見てくれよ、心底だっさいんだ。

 

ガキの頃、原因は覚えてないが、数人からマリオゲームで集団リンチの嫌がらせを受けて、めちゃくちゃ腹が立って、持っていたウィリモコン(借り物)をゴミ箱にぶん投げた。すると、その俺をいじめていた(ウィリモコンの持ち主)の男が

「拾えよ」

と低い声でいってきたので、ウルセェよとそいつを軽く蹴ったら、とんでもない威力の顔面パンチが飛んできた。いくらか応戦したが、その最初のパンチで完全に牙が折れて、結局、咽び泣くまでボコボコにされた。「誰か止めろよ〜」と情けない声を漏らすばかりで、ただただ殴られ続けた。そばには弟がいて、酷く惨めな思いだった。

 

暴言を吐き捨てて、逃げた。雪の降る夜道を弟と歩きながら、泣きながら、惨め極まりない負け犬の遠吠えを繰り返した。

 

帰郷したら嫌な思い出ばっかり蘇ったから、もう二度と帰らねぇ。