デカダンス

日記のような、短編のような、詩のような、俺

ノータリン

しょうもないバイトをやり終え、なんか暑いな、と久しぶりに暑さを感じつつ、労働後の清々しさに騙されて、視力0.1のくせに、空を見上げて星を探してみたが、あんのじょう、ぼやけたモノレールしか見えなかった。チンケなチャリに乗って、家賃3万5千の居室ならぬ、虚室に帰宅。

 

ツンと臭くないなら大丈夫という、訳のわからないことを自分に言い聞かせ、同じ靴下を連日履き回したせいか、一週間前、左足の小指にジメジメの水虫ができた、いや、できているのを発見した。帰るやいなや、猛烈に痒み疼くそれを黙らすために、アースジェットを噴射、というのはご冗談で、水とお湯をセルフ調合する、なんとも不便極まりない、うすらうんこ臭いユニットバスに入り、洗浄。

 

身も心もさっぱりして、ひんやり空気に触れながら、素っ裸で森永牛乳をラッパ飲み。

 

さて、ツタヤで借りてきた映画でも見ようかなぁと、思い、デーブイデーを生で挿入。b級映画の予告編を30倍速ですっ飛ばし、本編へ。始まった瞬間、違和感を抱いた。うん?、こんな映画だったけか、と。よく見たら、2だった。ワンが見たかったのに、ワンを借りたつもりでいたのに、2だった。ふざけんな、金返せばか。

 

「バカはお前だ」

 

仕方なく、ブログを書いて暇をキル。

 

道路沿いにファーっと咲いた桜を見て、春だな〜と呑気なことを思っていたら、その木の下で禿げたオヤジが、虚ろな目で昼間っからスパスパとタバコをふかしていた。あざ笑うが如く睨んでやると、きっちりと睨み返してくれた。ありがとう、情景。

 

みんなどうなの最近、楽しいですか、退屈ですか、苦しいですか、やるせないんですか、まぁ極論、他人のことなんて知ったこっちゃありません、が人間なんだろうけど、そんなこと言わずにね、優しさくださいよ〜、持ちつ持たれつ、離れ近寄り、で上手くやって、いけないよね〜。

 

で、そっちはどうなの最近、なんかありやしたか?

 

うむ、うむ、うむ

 

へ〜、大変そうだね〜

 

うん俺はね、裏拍が苦手で、店長が苦手ってことに最近気づいたよ。

 

裏拍で入れなくて、俺のことが多分嫌いな、もしくは苦手なサークルの女先輩に、練習のたびに、何度言ったらわかるんだこいつアホか、と言いたげな、こわばった笑顔で「頑張って練習しよう」って言われるよ。これだから吹奏楽上がりは、まったく話にならねぇなぁ、メトロノームがなんだってんだよ、そんなもん動悸で十分なんだよ、こっちはな、下品に音楽やってきたんだ、お前らみたいにお行儀良く上品には弾けねぇんだよお、紅茶でも飲んでろ、一生ロングスカート履いてろ、ハリーポッター見てろ、くそまんげ馬鹿女どもが、

 

「バカはお前だ」

 

店長うっぜぇ〜、ついでによしざき先輩もウゼェ〜、細けぇんだよ、何が「提供するまでが調理だから」、だ、先輩ヅラすんじゃねぇ、二枚目のくせに真面目なやつって一番嫌いだわ、ホールの女に色目ばっかり使いやがって、俺じゃなくてちんこをシゴけ、バカが。

 

「バカはお前だ」

 

なんで店長がこんなに苦手なんだろうと、一度冷静になって考えてみると、中学の頃のサッカーコーチに何処と無く似ているからだった。何が「怠そうに入ってこないで」、だ、くそデブのくせに、ウルセェんだよ低脳が、糖尿病かなんかでさっさと死ね。

 

おー、もうこんな時間か。とてもお腹が減ってきた。カップラーメンでも食うかぁ、それとも食パンかじるかぁ。

 

はぁ〜あ、めっちゃトンカツ食いてぇ、ねぇ今度誰かトンカツ食いに行こうよ、うん、なんか違うな、「なぁ、今度誰か一緒にトンカツ食いに行かない?」、うん、違うなぁ、「俺とトンカツ食おうぜ」、これだな。

 

また能書き垂れるよノータリン