デカダンス

日記のような、短編のような、詩のような、俺

咲いたばかりの枯れた花、Palevein

 太陽さんが死んでしまったんじゃないかってぐらい寒くなって、手足が本当にかじかむようになった。冗談抜きで、今年も冬が来たんだな。そして、冷たい風に乗って、枯葉と一緒に、去年の錆付いた思い出がどこからか飛んで来た。笹尾くん以外、誰も見ていなかった頃のボロボロの日記、デカダンス鬱冬編を読み返してみたくなった。

 

 去年の冬は、心身ともに本当に散々だった。高熱を発症して、幻覚に襲われたり、派遣先で知らないおばさんに、戦争捕虜のようにこき使われ、怒られ、休憩所でコンビニのおにぎりをかじっていたら、無性に泣きたくなったり、昼間から何度自分を汚しても、何も満たされなくて、手当たり次第色んなことにムカついていたら、いつの間にか、何に対してもやる気が起きなくなった。オナニーをする元気さえなくて、寂しい寂しいって言うことも出来なくなって、壊れた機械人形のようにずっとシロップの曲を聞いていた。懐かしい、と同時に、思い出すとちょっとだけ暗い気持ちになる。

 

 まぁそんな話はどうでもいいんだ。今日は、Paleveinってバンドを紹介しようと思う。できるだけ爆音で聴いて欲しい、咲いたばかりの枯れた花、ペイルベイン。

 

youtu.be

 

 何を隠そう、このレッチリのティシャツを着て、ギターを弾きながらかすれた文字を叫んでいるのは、このブログで度々登場している、カニちゃん、本名、ヨシムラハルキ。Fラン大学を半年もしないうちに中退し、ブロンと煙草を片手に、転がり込んだ先は、女の家と来たもんだから、まさに平成の型落ち太宰治。今は、バイトもせずに、若い燕となって、毎日、ぼんやりとベイブレードに精を出しているらしい。

 

 音楽に関してはもはやオタク、を超えた博学、俺が偉そうにひけらかしてるバンドのほとんどが、実はカニちゃんが教えてくれたもの。音楽と女の話以外を振ると、大抵、ふーん、で終わるから、ほんと大変、楽。暗い笑み(クリーミー)に傾倒していて、ケータイの待受が、カワノサンからのメッセージ。本当に本当に好きなんだと思う。走ると馬みたいで、サッカーは後輩より下手くそだった、けど、絵とドロップキックは部員の誰よりもうまくて、うますぎて停学になって、頭が丸くなった、時もあった。今じゃすっかりサラ金ヘアー。

 

 荒削りすぎて、もう大根おろしじゃなくて、これただの大根じゃねぇか! って言いたくなるぐらい、の滅茶苦茶な音だとは思う。それをカッコ良さ、としてしまうのはなんか安直すぎるし、少し不安が残るから、今はまだ手放しで絶賛するんじゃなくて、優しく頑張れ、と言いたい。けど、俺は確かに感じてもいる。力任せの演奏の先に、かすかに見えている、枯れてしまった一輪の綺麗な花が。多分、カニちゃんはその届きそうで届かない花の美しさをどうしても歌にしたいんだろうなぁって、そのもどかしさが激情になってるんだろうなぁって。

 

 デモ音源とか、ライブ音源とか、をたくさん送ってくれるんだけど、これ以外にも、腐った友情というバイアス抜きで、本当にいい曲があってさ、特に観覧車って曲が俺はすごい好きで、早く音源化して欲しい。火星の敷地を買う人だっているぐらいなんだから、みんなも、Paleveinを聞いてみてよ。絶対、なんて絶対言えないけど。

 

 気になった人は是非札幌へ。今なら、綺麗なイルミネーションと、切ない雪が観れるよ。あとマフラーが似合う手垢のついた美女がいっぱい。おっぱい。

 

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https://palevein.webnode.jp/   ホームページ

 

 

 

 

雑感1

 

あの女の子の件は今週でカタをつける予定。まずは友達から。あぁでも、本当は、友達も彼女もいらねぇから、俺はセックスがしてぇだけ。うそ、手繋ぎたいわ。これも嘘。

 

雑感2

 

最近一番言われて嬉しかったことは、「ジーンズ似合うね、ベストジーニスト賞狙えると思う」。一番悲しかったのは、「前髪薄くね笑」(陰で)。親父と祖父はうすらハゲで、親父の弟はクリリンよりもつるっぱげだから、俺はハゲることが確定している。でももう来たかぁ。早いなぁ。一年。

 

雑感3

 

中間試験が終わった。今回は結構ちゃんと勉強したつもり。だけど、こういう時に限って、結果は散々なんだよな。煙草の銘柄変えようかな、さすがに飽きてきたなウィンストン。アメスピあたりに。